グラウンドゴルフのルールにおいて、第4条から16条までは、ゲームに関するルールについて記されています。このページではそれらの内、第4条~9条について解説します。第4条~9条では、ゲームに関する事や打撃練習の禁止、他のプレイヤーからの援助やボールの動かし方、さらにはボールの打ち方や用具についてのルールが紹介されています。
このページの目次
第4条 ゲーム
ゲームは、所定のボールを決められた打順にしたがってスタート位置から打ち始め、ホールポストに入って静止した状態「トマリ」までの打数を競うものである。
原則的に第一打から、ホールポストに入って静止した「トマリ」まで、同じ打順でプレーする形になります。しかし、例外的なケースもあって、ホールポストにボールが近づいた時(クラブヘッドの左右の長さ=16cm以内)、「お先に」という感じでで連続して同じプレーヤー打つ事になります。
もしも、打順を間違えた場合どうするのかというと、「誰かが打ち直しを求めた場合は、ボールを元の位置に戻し打ち直す」、「メンバーがOKだよいう場合は、そのままプレーを続行し次から元の打順に戻す」という形になります。
第5条 用具
クラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットは定められたものを使用しなければならない。
この「定められたもの」とは、「日本グラウンド・ゴルフ協会が定めたもの」という事で、公式大会や講習会の用具は全て、この認定品でなくてはなりません。自分たちで行うローカル大会では、スタートマットとホールポストは代用品を使用しても構えいませんが、クラブは必ず認定品を使用し、改造して使用することも原則禁止です。
ただ、滑り止めとして、グリップにテーピングをする事は認められています。
第6条 ゲーム中の打撃練習
プレイヤーは、ゲーム中、いかなる打球練習も行ってはならない。本条の反則1打付加する。
打球練習とは何かと言うと、「実際に練習としてボールを打つ行為」。これを、プレー中にやってしまうといかなる場合においてもペナルティになります。
打ったボールが他の人のプレーを妨げると可能性があるという理由もありますが、事前にボールを打ってラインを調べるなどの不正行為にもなりますので、絶対にしないようにしましょう。
勿論、スイング練習は普通に認められていますので、周りに人がいないか確認の上やるようにして下さい。
第7条 援助
プレイヤーは、打つとき足場を板などで作ったり、人に支えてもらったりするなど、物的・人的な援助やアドバイス、あるいは風雨からの防護を求めたり、受けたりしてプレーしてはならない。本条の反則1打付加する。
少し文章がややこしいので分かりやすく言うと、どんな状況においても他の人や物の援助を受けながらプレーしてはいけないということです。
一例をあげると、自分が打つ時に雨が降っていて、仲間に傘をさしてもらいながら打つとペナルティになります。その場合は、打つ直前まで自分で傘をさし、打つ時にはその傘をおいてから打つ。そして打ち終わると自分でまたその傘を指して先に進むという形になります。
グラウンドゴルフは自主性を重んじるスポーツですから、ゲーム中の色んなアクシデントには自分で対処しなければなりません。
第8条 ボールはあるがままの状態でプレー
プレイヤーは、打ったボールが長い草やしげみなどの中に入った時、ボールの所在と自己のボールであることを確かめる限度においてのみ、これらのものに触れることができる。草を刈ったり、木の枝を折ったりしてプレーしてはならない。本条の反則1打付加する。
要するに、ボール周辺に手を加えて、自分にとって有利な状況を作り出す事は禁止ですよと言う事。勿論、自分の打ったボールにも触っては行けません。
良くあるのが、自分のボールとホースポストの間に石が落ちていて、それを手で取り除いてしまう事。
これも自分の有利な状況を自分で作り出してしまう事になるので禁止です。
第9条 ボールの打ち方
プレイヤーは、ボールを打つときはクラブのヘッドで正しく打ち、押し出したり、かき寄せたりしたときは1打付加する。ただし空振りの場合は打数に数えない。
文頭の「クラブのヘッドで正しく打ち」と言う事ですが、クラブヘッド以外の場所でボールを打つことは禁止です、したがって、クラブのグリップを使ってビリヤードのように打ったり、クラブのシャフトを使ってかき出すように打つのも禁止です。
クラブの握る部分は、グリップ部分であれば、どこをどんな握り方をしても構いません。自分にあった長さ、自分にあった握りでプレーする事をオススメします。
次に文末の「空振りの場合は打数に数えない」についてですが、これがグラウンドゴルフの最も素晴らしいところ。何度空振りをしても、それは打数にカウントされないと言う事です。
空振りを厳密に言うと、クラブにボールが当たらない事。したがって、クラブにボールが当たらなければ、仮に地面を打ってボールが動いたとしても、空振りの風圧でティーからボールがこぼれ落ちたとしても、それは打数にカウントされず、元の位置に戻して打ち直す形になります。
次のページでは、グラウンドゴルフのルール~第10条~16条を紹介します。
■ グラウンドゴルフのルール~第10条~16条へ続く
イラスト提供:フリーイラスト集【(株)タカミコーポレーション】

